東京大学物語(26)火宅

ある晩、村上は偶然吉野と遥の姿を発見する。
村上は二人の関係が気になり、遥たちを追跡するが、追跡中になぜかレイコとのり子の家に行くことに。
そして、そこに涼子も現れて、村上は3人から迫られる…。
遥のことが気になる村上だが、店の女のコ3人から一斉に迫られ、欲望を抑えられずにいた。
3人のうち誰か一人とセックスしようとするが、誰にしようか決められない。
そのとき、村上の頭にある名案が思い浮かび…。
吉野は遥を自分のものにしようと、遥と一緒に寝ているところをわざと村上に見せる。
そんな2人を見た村上は、遥が吉野に処女を捧げたと勘違いし、遥から離れていく…。
しかし、吉野の計画は上手くいったかに思えたが、遥の心にはまだ村上がいた。
吉野は遥の心をコントロールしようと、さらに作戦を練るが…。
そして、東大の門に、過去に村上が付き合っていた鈴木英里と小泉真紀が、村上とやり直すため村上を待っていた。
吉野を取り合って、由貴と南が激しいバトルを繰り広げている遥の部屋。
南の愛は受け入れられるが、由貴の愛は受け入れられないという吉野は、その理由として、南に服を脱ぐように命令する。
全裸になった南は、なんと全身を縄で縛られていて…!! 一方ラブホテルでは、真紀と英里が服を脱いで村上に迫っていた。
真紀は村上に強く復縁を求めるが、村上は一応拒み、英里とキスをする。
その一部始終を見ていた谷口は混乱し……。
谷口は、村上を数々の悪事を働き多くの女性を泣かせる女性の敵と決めつけ、「彼を改心させることこそが弁護士を目指す者の役割」と正義感を燃やす。
「遥ちゃんは今オレとつきあっている」と言う河野のウソを信じている谷口は、遥を村上の元彼女と勘違いしたまま、河野と遥が会っているところを尾行する。
「放置プレイ」「吉野に縛られた」など、会話の断片しか聞き取れない谷口は、遥は村上に洗脳された危ない女と判断する。
吉野に胸を触られ反射的に逃げ出した谷口は、村上のアパートに向かう。
そして、アパートの前で村上に会った彼女は、いきなり村上に平手打ちをくらわし、「あんたは最低!」と罵る。
壮絶な言い争いバトルとなるが、突然村上にキスされ、うっとりする谷口…。
しかし、それも束の間、すぐに我に返り村上を思いっきり突き飛ばして逃走する。
一方村上は、キスしたことで自分は谷口に恋していることを、はっきりと自覚する…。
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